さあ、歴史の話でもはじめようか 〜歴史は繰り返すのではなく韻を踏む〜

お久しぶり、最近遊んでました。

 

突然ですが、読者の方は歴史は好きですか?僕は大好きです。

 

高校と予備校の授業は日本史が大好きでした。その中でものめりこんで勉強したのは、社会経済史でした。

 

日本史が好きと言うと、普通は戦国武将が好きとか、明治維新が好きとか言う人がほとんどだと思いますが、そんな話はほとんど出てきません(笑)(多少明治維新はでます)

 

むしろ、戦国史より文化史の方が好きでした(笑)

 

文化史っておもろいんですよね、特に鎌倉の文化史が。

 

鎌倉の文化史で重要なポイントは宗教ですよね。あれおもろいんですよ。鎌倉以前の宗教って、貴族の人がメインだったんですよね。特徴はとにかく辛い。ダイエットでいうと断食ですよ。

 

でも、鎌倉文化が花開くと一般市民にも普及し始めますよね。なんで普及するかってなまら楽に天国いけるようになるからですよ(笑)

 

浄土宗の法然さんは「南無阿弥陀仏」を唱えるだけ、今でいうと歌ってるだけで天国いけちゃうよっていうんですよ。時宗の一遍さんは「踊念仏」って言って今でいうと踊ってパリピしてたら天国いけちゃうよって。特徴はとにかく楽なんですよ。ダイエットで言うと「このサプリを飲むだけ」ってやつですよ。

 

なんでこんな話をしたかって言うと、今も昔も人間の本質って変わらないと思いませんか?

 

”今も昔も辛いことより楽なこと”に食いつくんですよ。

 

まあ、今の文化史の話は昔も今も変わらない一つの例です。

 

で、社会経済史の話に戻ります。

 

なんで、急に歴史の話をしだしたのか。「投資には関係ないんじゃないのか?」って思うかもしれません。

 

でも、経済って言葉は僕たちが生まれるもっと前からあります。投資も僕たちが生まれるまえから存在します。

 

以前、本間宗久さんの話をしましたが江戸時代からコメ相場はありました。

 ↓気になったらどうぞっ

 

fxkousatu.hatenablog.com

 

 

ってことはですよ。”今も昔も人間は不変だ”ってのが僕の信条にあります。

 

だから、投資家にとっても投資をやる上で今後の成長のために過去を学ぶことはとても重要なことなんじゃないかなあと思ってます。

 

ってな感じでこじ付けたけど、ただ自分のしゃべりたい話をしたいだけです(笑)

 

歴史は繰り返すのではなく”韻を踏む”By マークトゥエイン

 

「歴史の流れは先を読む力、とりわけお金がどう動くかという未来を教えてくれる。世界の出来事のほとんどは以前にも起きている。全く同じ出来事が起きるわけではないが、何かしら似た形で反復し続けている。現在と類似した問題が以前どのように起きたのか理解すれば、現状がある程度把握できる。どのような結果なのかもわかる。”歴史は繰り返す”と言うが、全く同じというわけではない。”韻を踏む”ように少しずつ形を変えながら反復し続ける。」

 

引用:お金の流れで読む、日本と世界の未来ー世界的投資家は予見する。

著者:ジム・ロジャーズ

 

ってジムおじさんは語ってるわけですよ。ソロス、バフェットおじさんに並ぶ世界三大投資家の一人のジムおじさんもそう言うなら歴史を学ぼうじゃないかってことですよ。

 

まあね、最終的に地球1周したいし、経済勃興って中国⇨ヨーロッパ⇨アメリカ⇨日本⇨アジアって回ってきているんですが、さすがに母国から行きましょうよ。

 

愚者は”経験”に学び、賢者は”歴史”に学ぶBy 元ドイツ帝国首相オートフォンビスマルク

 

この題名の言葉、僕が昔から大好きな言葉なんですよね。

 

解釈は、、、

 

愚者は経験に学び=自分の失敗から学ぶ

賢者は歴史に学ぶ=他者の失敗から学ぶ

 

ってことなんですよ。

 

いい加減ぼく愚者飽きたんで、そろそろ賢者になりたくね?って思ってるんで、過去の歴史を学んで愚者から賢者にレベルアップしようって魂胆です。

 

とりあえず最初は日本の近現代からはじめようかと思います。明日から勉強始めて、キリの良いところまでいったら記事にするって感じでいきます。

 

レッツ賢者!!

 

 

 

 

 

 

 

 

いまさらながらVALU事件を掘り下げる。VALU事件から学べる投資家としての教訓


みなさん、VALU事件て覚えていますか?2年ほど前に、現在復活して人気ユーチューバーに返り咲いた、ヒカルさん ラフェエルさん、禁断ボーイズさんらが企画で行なって不正をしたんじゃないか?となったあの事件です。

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なんでそんな事件いまさら掘り下げるんだ?は聞かないでください。

 

なんとなく記事をみて、なんとなく興味もって、なんとなくネタにしたくなっただけです。

 

あの事件て結局インサイダーを行なった当事者たちももちろん悪いですが、カモられた側もカモられた側だと思いません?

 

そんな話しを今日は話していこうと思います。

 

そもそもVALUとは

 

簡単にはなすと、株式投資は企業の株を買いますよね、VALUは個人の価値(VALU)をBTCで買う擬似株式らしいです。

 

結局、株の投資なのか、仮想通貨の類なのかと言われたら正直グレーゾーンですよね。

この辺が曖昧なので、混同する人もいたんじゃないかなと思います。

 

僕個人的には投資対象としてみたら仮想通貨に性質上似た類だと思ってます。もう少し具体的に説明します。

 

VALUって個人をいわゆる応援する仕組みだと、創業者の小川さんはいってるんですけど、正直「笑わせんな(笑)」と思いました。

 

仮に、僕はラフェルさんの動画が大好きでよくみてるので、ラファエルさんに投資したいと考えたら、円をBTCに変えて、ラファエルさん個人の価値を買うんです。

 

そして、買った株主は、株主優待としてオフ会の参加券とかゲッチュできるよって仕組みです。

 

しかし配当金はもらえません、もちろん企業に投資しているのではなく、あくまで個人に投資しているわけで、株主総会なんてものはないですよね。

 

ここで、一言「株式投資じゃねーじゃん、仮想通貨とほぼ変わらんやん。」

 

株式投資には株を購入してくれた株主にいくつか権利が与えられます。

・株を売る権利

株主優待を受ける権利

・配当金を受ける権利

株主総会に参加する権利です。

 

VALU投資家にはこの二つの権利がないです残念ながら、

 

だからですよ。配当金を受け取れない時点で、お金がお金を創造する仕組みになっていない。→現在の仮想通貨と同じ仕組み。「今日の購入価格より、明日高い価格で仮想通貨を購入してくれる人がいることに期待することしかできない。」

 

てことは、投資対象ではなく、投機対象と位置付けることができます。

 

また株主総会に参加することができない。仮にラファエルさんのVALUを持っていたとして、ラフェルさんの動画撮影の企画会議に参加できるならまだしも、きっとそんなことないですよね。

 

先に、「VALUは個人を応援する仕組み」だと書きましたが、これ違いません?(笑)

 

結局VALUってそもそも参入する前からそこそこの知名度を持ったインフルエンサーじゃない限り当然ですけど、だれも買いませんよね。今僕が、VALUに参入したからってだれか僕の価値買いますか?(笑)

 

買われないのは悲しいですけど、結局そーいうことですよね。一定数ファンがいないとVALUはほぼ機能しませんよね。

 

現にVALU時価総額上位者のほぼ全てがホリエモンさんを筆頭に芸能人や、インフルエンサーばかりです。

 

仮に、誰かこれから有名になるだろうと思って購入したところで、株式のように配当金をゲットできるわけではないので、放置してても良いわけではない。

 

しかも日本人の国民性なのか、人間の本質なのかは知りませんが結局有力者の不祥事にはやたらと過剰反応しますよね。

 

仮に、ラファエルさんのVALUを保持していてラファエルさんがたかだか浮気が発覚しただけでVALUの価値が下落なんてされたらたまったもんじゃないですよね。

 

以上のことを踏まえて、VALU事件の話をしていきます(笑)

 

VALU事件からの教訓

 

要は、ヒカルさん等を筆頭にVALUで自分の価値を競い合おうみたいな企画をやったんですけど、まあ人気ユーチューバーですから価格は釣り上がりますよね。しかも、本人たちは釈明動画をみたところよく知らなかったらしいですが、株主優待でオフ会の参加権をあげるよって言ってさらに価格がつり上がる、つり上がったところでヒカルさんの大株主さんが売り払ったのと同時にヒカルさん等も自分たちの株を売却した。

 

要はこれがインサイダー取引だって言われたんですよ。

 

インサイダー取引ってのは簡単に説明すると、ある銘柄の価格がつり上がるように内部の者同士でズルするってことですよ。

 

結局釈明動画を見る分には、本人たちの認識不足だと言ってたんですけど。

 

確かに、「認識不足だった」てのは悪かった部分なのかなとは思うんですけど。だからと言って投資して自分が損したからって責めて叩くってのは投資家としてどうなのかなって思いません?今更ですが。

 

そもそも、ほとんどの人間がそもそもVALUの仕組みも知らないでなんとなくおもしろそうだから程度できっと投資してますよね。

 

てことは、投資する側にも「認識の甘さがあった」ってことは否定できない事実だったと思いませんか?

 

投資の絶対的な原則は、あくまで自己責任ですよね。

 

しかも、先に説明したとおりVALUはBTCをつかった擬似株式みたいな扱いをされてますが、性質を考えると似て非なるものですよね。

 

どちらかといえば投機銘柄と言える。投機ってのはギャンブルと紙一重の性質だということは否定できません。

 

そんなことも分かってないで。ただ面白がって投資して損をして、人の粗探しをしてユーチューブのコメント欄にアンチコメントを残して。

 

そんな時間があるなら他の投資銘柄探す方がよっぽど有意義ですよね。

 

このVALU事件、投資家として大事なこと「投資は自己責任」ということを学べる事件だったのかなあとか思います。

 

今日はこのへんにしておこうかな。

 

 

トレードは人に教えることは可能なのか? いや(ほぼ)無理だろ(笑)

僕最近ブログの他にツイッターも頑張ってるんですよね地味に。

 

正直たまに面倒臭いなとか思いつつも投資系のツイートをあえて意識してつぶやくようにしてます。

 

投資系ツイッタラーになってるわけですよ。

 

するとね、やたら「FX教えます!」とかってふざけたアカウントからよくフォローされるんですよね(笑)

 

結構良い迷惑してるんですよ。そーゆー人にフォローされると自分もそーゆー胡散臭い人に見えてきちゃうんで、フォローしてくれる人に。

 

「お前もブログで人に諭してるだろ!」て言われるかもしれないんですけど、違うんですよね、自分がブログやってる理由って。僕一度でもFXを教えたいとかは思った事ないからね。

 

僕がブログをはじめた理由は一つですよ”金”ですよ(笑)

 

アドセンス収益が欲しいからですよ(笑)

 

でも、結局みんな入りはこれですよね。

 

それで、あとあとやっていくうちに他の意義がでてくるんですよね。

 

僕が金を稼ぐ以外にブログをやる理由は一つです。僕は別に知識を偉そうに喋りたいわけでもなく、トレード利益を自慢して自己顕示欲を満たしたいわけもないんですよ。

 

”事実”を話したいなと思っていまブログを書いています。

 

事実をただ喋ってる独り言程度に思って欲しいなあとか思ってます。

 

前置きはながくなったんですが、FX教えます!みたいな人にフォローされてることが多くて思った事があるんですよね。

 

「FXの何を?」ってことですよ。

 

FX然り株然り仮想通貨然り、投資を”教える”ってのが引っかかるんですよね。

 

で、さらに疑問なのは”成功する方法を人に知恵を授けてもらう行為”はもっと疑問です。

 

今日はこの二つの話を掘り下げていきます。

 

トレードは人に教えることは可能なのか?

 

僕の答えは決まっています「”ほぼ”無理」です。

 

なぜ、”ほぼ”無理なのか、前例がないわけではないからです。

 

有名なのはトレーダーで230億の財を築いたリチャードデニスが発足したトレーダー育成塾「タートルズ」ですね。

 

でもこれ、異例中の異例だと思いません?

 

230億稼いだ伝説のトレーダーが全米から募集を募り、数千人の中から選ばれた秀才10名が100万ドルの口座をただでもらって2週間缶詰状態でスキルを磨いていくんですよ。

 

こんな、異例中の異例にも関わらず本当に成功したのはただ一人。カーティスフェイスだけ。こんな最高に恵まれた環境で失敗した人もいた。

 

この事実を踏まえて、たかだか小銭稼いだだけで、書籍すらだしていない人間程度がFXを教えるって、、、いや、笑わせんな(笑)って思ってるわけですよ。

 

 

知識とスキルは別

 

FXを教えてもらいたい人は何を聞きたいのか単純ですよね。”利益の出し方”ですよね。

 

じゃあ、FXの知識を教えてもらって利益をだせるのかと言ったら違いますよね?

 

スワップてなんなのか知ってても利益出せます?レバレッジて言葉の意味を知ってて利益出せます?出せませんよね。

 

結局、そんな言葉の意味”知識”と実際に稼ぐ”スキル”は別ですよね。これは投資に限らずってわけですよ。

 

全くの野球初心者がイチローに内角低めの球を流し打ちするやり方を口で説明されても初心者はできませんよね?(笑)

 

できたら天才なんでさっさとプロのトライアウト受けろってなりますよね(笑)

 

結局FXもこの内角低めの流し打ちと一緒ですよ。いくら、テクニカル分析のやり方を人に説明されたってできないわけですよ。

 

でも、現実世界ではこの理屈が分かっていても投資の世界になると理解できてない人が一定数いるんですよ。

 

だから、高い授業料払ってでも投資スクールにやたらと行きたがる人が後を絶たないわけですよね。

 

知識は誰でも教えることはできます。でもスキルは別です。

 

以上を踏まえてですよ。知識は聞かれれば教えるけど、スキルは教えないし教える価値にも値してないってのが自分のスタンスです。

 

友人には何度か知識は教えたことはあります。いつでも、聞かれれば話します。友人なら。でも自分の我流のトレードのやり方は今後もきっと人に話すことはないです。

 

次の話に繋がるんですが、そもそもトレードを人に教える気はない。教える価値に自分がまだ値しない。もう一つ教えない理由があります。

 

その理由は自分は”他人の責任を取れない”からです。

 

仮に人に自分のやり方を教えて、その人が失敗した時。

 

「僕にこう言われたからだ!」なんて言われたって、正直知らねーよって思いますよね。

 

投資を教える人、高い授業料を払わせて偉そうに知識を語る投資スクール講師も誰もあなたの責任を取ってくれることはないです。

 

 

 

 

投資は自己責任

 

僕が、人に絶対なにも聞かない、誰の言葉も投資の世界では信用しない、全て自分で調べて、自分で勉強して独断できめるって決め込んでる理由は一つです。全部”自己責任”だからですよ。

 

投資で生きていこうって決めて、そうやって決め込んだのが19歳で、そこから22歳になった今もそこだけはブレていません。

 

だから俺すげーだろってわけじゃないんですけど(笑)

 

独り言なんで(笑)本音を言うんですけど自分も「だれか良い方法教えてくれねーかなあ、とかマジヤベー奴先生にならないかなあ」とかもちろん毎日考えてます。

 

でも、誰か人に聞いて成功したらそれは良かったで終わるんですけど、仮に失敗したときそれを「人のせいにしてしまうんじゃないか」っていつも怖いから僕はそう決めこんだんですよね。

 

て、思ってるから、人に投資の良い銘柄とか稼ぎ方を人に聞いたりする人が本当に理解できないんですよね。

 

まあ、だからスキルはそもそも自分で学ぶべきだし、自分で磨くべきだってのが僕の持論です。

 

ただ、もちろん人から学ぶって行為は素晴らしいことだってのは十分理解してるんですよ。だからその行為自体がわからないんじゃないです。

 

ただ、自己責任だろ?ってことを念頭に置くべきなんじゃないかってことですよ。

 

 

トレードを人に教えることは可能なのか?ほぼ無理と最初答えましたが、もっと厳密に話すと、そもそも人に良い情報を聞く前に自分で動けってことの裏返しだったんですよね。

 

じゃあ、今日はこの辺にしとくか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

BTCは鼻につく高飛車キャバ嬢 後編

前編では「BTCちゃんの悪い部分も見た方がいいんじゃないの?」って話を書きました

 

fxkousatu.hatenablog.com

 

 

さて、後編ではさらにBTCちゃんの性格の悪い部分を深掘りしていきたいと思います。(笑)

 目次

 

 

BTCの特徴をおさらいしよう

 

2008年サトシ ナカモトさんの論文を元に2009年に発行が開始されたのがBTCです。

 

BTCの特徴

 

簡単に箇条書きしていきます。

  1. 管理者(金融機関) がいない
  2. 独自の単位を持っている
  3. 発行主体がない(銀行券は中央銀行から負債として発行される)
  4. 取引確定に時間がかかる
  5. マイニングのリワード(報酬)といて支払われる
  6. 半減期は報酬(新規発行通貨量)が減る
  7. 発行上限がある(2100万BTC)→インフレを抑制するため

こんな感じでしょうか。

 

・サトシ ナカモトさんの論文内容からわかる発行する背景にある思想

・1.3の管理者がいない

・5.6.7.マイニング 半減期 発行上限 

 

まずはこの順にきになる点をお話して行こうと思います。

 

ここからは自分の思ったことを自由に書くので異論は認めます(笑)

 

サトシ ナカモトの論文わかる思想

 

coincheck.blog

論文はこの記事を参照にさせてもらいました。

 

とりあえず、この論文ほとんど意味のわからん計算式とかが多いので、簡単にイントロと結論から気になった彼の主張をピックアップしたいと思います。

 

1 イントロ

L9 「必要なのは”信用”ではなく暗号化された証明に基づく電子取引システムではなく、これにより第二者が第三者が”信用”できる第三者を介さず直接取引ができるようになる」

 

さらに、第三者を介し取引コストを釣り上げることによる取引規模の縮小について指摘しています。

 

12 結論

L1 「本論文では、”信用”に依存しない電子取引システムを提案した。」

 

と書いていました。

 

ここからわかるのはこの方は「第三者(銀行)という”信用”に支配されることを毛嫌いしているひとなんじゃないのか?」ってことがわかりました。

 

ふと思いました。「あれ?こいつリバタリアンじゃね?」って。

 

リバタリアンのことはリバくらいしか知らんし、思想の話を軽率にできるものではないと思うんですが簡単に説明します。

 

リバタリアン自由至上主義者の方達をさします。

 

他人に迷惑をかけなければ、「個人 経済的 政治的に自由だっ!」って主張する人たちです。

 

この人たちは、”支配”されることを嫌います。だから、無政府主義者のひととかなり近い存在です。

 

で、”支配”されることが嫌だってことは「半権 反政府」思想を持つひとたちです。

 

この人は従来の銀行システムに”支配されない”取引システムを作りたがってるんですよ。

 

自由だ!ってのは良いんですけど、その自由の意味を履き違えて犯罪行為を犯すひとが多いのも事実です。

 

現にこの思想に基づいてか、現在仮想通貨は違法ユーザーにとって都合の良い送金システムとなっています。

 

しかも、2018年下落相場60万円台付近で止まったのも説明がつきます。あとで軽く触れます。

 

まさかのBTCちゃんはリバタリアンだったという驚愕の事実に気づいてしまったんですね。(笑)

 

シルクロード事件

 

シルクロード事件という事件を耳にしたことがありますか?

 

シルクロードは違法薬物の販売を行っていた闇サイトの一つです。

 

基本薬物を買う際銀行振込やクレジットカードを使用した場合すぐに個人情報を特定され足がついてしまいます。

 

しかし、仮想通貨の場合特定のアドレスさえあれば、この金融機関を介さないため

直接購入する人と違法ユーザーが取引できてしまいます。

 

よって、違法薬物決済手段として多く使用されるようになりました。

 

この事件以降、ハンザ、アルファベイ などの違法闇サイトが摘発されてきています。

 

実際日本でも同じよう事件がありましたね。

 

このような側面を持つため、金融機関からダーティーなイメージがつき、広告規制の動きが起こったっちゅうことです。

 

ランサムウェア(身代金)

 

マカフィーさんから1月22日新種のランサムウェア(身代金) 「Anatova」が発見された報告がありました。

 

偽装アプリでPCに侵入しPCの機密ファイルを暗号化し、復元してほしい場合は仮想通貨で身代金を要求するって感じですよ。

 

画面上に特定のアドレスを表示するのみで銀行口座の個人情報晒すみたいなことしなくていいんですよね。

 

仮想通貨の高い匿名性と管理者を必要としないシステムを利用した犯罪が増えてきているというのは事実です。

 

規制の抜け道に使われている

 

仮想通貨市場から中国人が撤退してきているというお話を知っているでしょうか。

 

2015年中国では人民元安感が起こりました。

 

その際に人民元をドルに変えようと中国の資産家の方たちは動きました。

 

しかし、当時中国では資本流出には規制が入っており元をドルに変えることができなくなった資産家が目をつけたのがBTCです。

 

まだ中国では仮想通貨に対する法整備が不十分だったため、中国の資本がBTCに流れたって事が起こったんですよね。

 

しかし、時間の経過とともに仮想通貨に対しての規制の流れとなり中国の人たちが仮想通貨市場からの撤退の流れが見え始めたんですね。

 

ここからわかるのは、法規制の抜け道になっていたということです。

 

しかし、逆に言えば賢いとも言えますよね。だから、一概にこの一件が悪いというわけではないですがそーゆー使われ方もあるんだってことです。

 

しかし、ここで面白いのがマイニング業は中国が7割を占めているという事実です。次に半減期のお話を中国のマイニング業と合わせながら話をしていきます。

 

マイニングの報酬が減る半減期は仮想通貨市場拡大の弱点?

 

マイニングとは前回も軽く説明しましたが、台帳に取引記録のデーター管理、安全保全です。

 

半減期とは、マイニングをしてくるマイナーに支払う新規発行通貨の発行枚数が半分になる時期です。

 

だから、半減期になると仮想通貨の新規発行が減るため希少価値があがり値段が釣り上がるって仕組みです。

 

BTCの特徴として発行上限が2100万BTCと決まっているという話をしました。

 

これは通貨発行量を限定してインフレを抑えようという魂胆です。

 

以上を踏まえて、マイニングの欠点を話していきます。

 

マイニングには金がかかる

 

マイニングって「今僕がやりたい!」ってなっても読者の方が「始めたい!」って思ってもなかなかすぐできるものじゃないんですよね。

 

なぜか、マイニングにはスーパーコンピューターを使用します。そしてそのスパコンを24時間365日稼働してなきゃいけないんですよね。

 

その際に”死ぬほど電気代”がかかるんですよ。

 

わかりやすく例にするとマイニングするために払う電気代で東京の電気をまかなえるくらいです。

 

現在マイニング業は中国が現在寡占化しています。世界に13社あってうち10社は中国なんですよ。

 

理由は簡単です。中国は電気代が他の先進国に比べてなまら安いんですよ。

 

先進国は基本的に電気代が高くて参入したくてもできないという実情があります。

 

日本のように電気代が高い国がマイニング業をやったとしても、BTCの報酬をもらっても割にあわないんですよね。

 

次に、半減期のはなしです。

 

今僕がこうして記事を書いている間にも10分に一回マイニングが行われて新規通貨が発行されています。

 

現在のリワード(報酬)は12.5BTCです。

 

これが、次の半減期で半分6.25BTCに報酬が減ります。

 

半減期が訪れるにつれて報酬額は減っていくんですよね。

 

ここで、マイナーさんの心境を考えてみましょう。

 

マイナーさんはなぜマイニングをしていると思いますか?

 

極論”金が儲かる”からですよね。 今の所は。

 

ここで想定できる事態は「マイニングする電気代と受け取れる報酬の天秤が逆点すること」ですよね。

 

ここで、読者の方に問いますが報酬より電気代がかかってしまう時が訪れたときマイナーさんは赤字にも関わらずマイニングをせっせとやってくれますかね?

 

てなったらですよ、マイナーさんが撤退してしまうことが想定できるんですよ。

 

先のBTCの特徴に述べた取引確定時間がかかるという点ですが顧客の取引データを記録してくれていたマイナーさんがいなくなったら取引速度をいくら早くしようと関係ありませんし、そもそもブロックチェーン自体の安全自体が保証できなくなる可能性もあります。

 

以上の問題点をまとめると

  1. 違法ユーザーにとって都合の良い通貨である→規制の動きがある要因
  2. マイニング報酬がペイしなくなる可能性がある→記録管理、安全性の保証がむずかしくなる。

てな感じになるわけですよ。

 

違法ユーザーの存在を確認できた?

 

ここからの話はちょっとした僕の予想と独り言です(笑)

 

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BTC/JPYの週足です。

 

2017年天井をつけたあと、2018年はあまりにわかりやすい単なる”下降相場”だったのか?(笑)って疑問に思っていました。

 

世論はみんな下降相場で「仮想通貨は終わった」てちょうど吠えてた時期です。

 

自分には75万円台を下限にしたレンジ相場にもみえるんですよね。

 

確かに2018年末から2019年上旬に価格がおちたんで2018年上旬から一年通じたら下降相場だったとおもうんですけど、夏頃75万円台から60万円台付近で下落が一時期止まってますよね。

 

「なんでこの時期価格は下落する事なく価格はそのあたりでレンジにあったんだろう」って疑問だったんですよね。

 

もっと端的に話すと価格が”拮抗”してたんですよ。

 

売り手もいたし、”買い手”もいたわけなんですよね。

 

じゃあ、この「下降相場で買い持ちしてた人たちはだれだったんだ?」って第二の疑問がありました。

 

もちろん次の半減期を見据えて、買い持ちしてた賢いひともいたと思うんですけど。

価格が80パーセント暴落したなら、もっとくっきり下降トレンドに入ってもよかったんじゃないのか?って思うわけですよ。

 

もしかして、この拮抗させていた買い手のひとって「違法ユーザーだったんじゃね?」っておもったんですよ。

 

まあでも、どんどん法規制が厳しくなって価格がまた落ちたって考えれば辻褄が合うんんですよね。

 

まあ、ただの独り言ですけどね(笑)

 

あと、先月の6月末にピンをだしてますね?どういうことかはわかる人にはわかります(笑)

 

他にも、僕が考える仮想通貨の抱える問題として「仮想通貨を効率的に使える人が少なすぎる問題」なんかもあるんですが詳しい内容は下の記事をクリックしてみてください!↓

 

fxkousatu.hatenablog.com

 

 

いかがだったでしょうか。BTCちゃん嫁にしたいですか?

 

僕は今のことろ遠慮しておきます(笑) 

 

ただ、仮想通貨いま1900種類あるらしいですし、もっといい銘柄あるとおもうんですよね。

 

今僕が一番注目しているはIOTAとGANAコインが魅力あるんなあとか思ったりしてます。

 

仮想通貨に何も考えず飛び込む人は「想像力が足りない」って記事を目にしましたが間違いないと思います。

 

狼狽売りを避ける手助けになればいいなあとか思います。

 

 

ではまたな

 

 

 

BTCは鼻につく高飛車キャバ嬢 前編

目次

 

 

BTCは鼻につく高飛車キャバ嬢

経済学者のケインズさんは投資家心理を「美人投票」と比喩しました。

 

新聞に掲載された100人の女の写真から可愛いと思う子を選ぶのと株式投資は同じだってケインズさんは言うんですよ。

 

まさしく今仮想通貨市場でもこの現象が起こっていますよね。

 

でも、この美人投票には問題があるんですよ。”外見しか見てない”ってことですよ。

 

たしかに自分も含めて外見から好みをまず選ぶと思うんですけど「結局じゃあ投票した子が石原さとみさん並みの超絶美人だったとしても外見からはわからない性格がクソな女だったら彼女や奥さんにしたいのか?」って話ですよ

 

僕はむりです(笑)

石原さとみさんが正確がクソだと言ってるわけではありません(笑)

 

彼女や奥さんを選ぶときは長く付き合っていくなら外見も大事ですがその女の子の性格の良いところ”悪いところ”全部含めて好きだ!ってなるじゃないですか

 

ただ、現状仮想通貨市場ではあまりに外見しか見てなくてその女の子(BTCなど)の性格(良い面悪い面)を度外視しているんじゃないのか?って思うんですよ。

 

もっと正確に言うと「性格の悪い部分には蓋をしてるんじゃないか?」って思うわけですね。

 

仮にBTCちゃんって子がキャバクラで働いていたとしましょう。

 

外見は石原さとみちゃんなんで超絶かわいいわけですよ。さらに口も上手いから店にくる男はどんどんボトルを開けてお金を落としていくんですよ。

 

でも、その金で裏ではホストに通うホス狂いだったらどうします?

 

自分はこのホス狂いの部分を認知しなきゃいけないんじゃないか?って思うわけですよ。

 

個人的にホス狂いの女の子を彼女奥さんにしたいとはおもわないわけで、だから現状僕はBTCちゃんを店で指名しないんですよ。

 

まさに今BTCは鼻につく高飛車キャバ嬢なんですよね。

 

ここからは話を真面目に戻します(笑)

 

今年仮想通貨にそろそろ参入するかと考えていろいろリサーチしていました。

あることに気づいたんですよね。「みんないいことしかはなさねーし書かねーじゃん」って

 

それが別に悪いって言ってるわけじゃないです。

 

ただ、”違和感”を感じています。

 

仮想通貨はかなり長期運用は難しい?

 

僕はもう何回もブログで話していますが仮想通貨は「長期運用」がマストだと言っています。

 

長期運用をもっと具体的にはなすと、1年や2年の話じゃありません。

 

10年20年と株式投資のように何十年も保有して長期ででかい利益を狙うのが本質であって、日々の値上がり値下がりに一喜一憂する短期売買ははっきり言ってズレてると思うんですね。

 

じゃあ10年20年放ったらかして置けばいいのか?ってわけにはいきません。

 

てか常人はできないと思います。

 

 

この10年20年と長期で保有するのが如何に難しいかって話です。

 

リーマンショック以降アメリカは2018年までずっと経済成長をつづけてきました。

 

じゃあ、リーマンショック以降米国株式を行う投資家はどんなにマイナス要因が世論に出回ったとしても市場から退場することなく愚直に配当金で株を買いまししつづけられたひとが何人いるでしょうか。

 

1割もいないのが現実じゃないでしょうか。

 

理由は簡単です、確かに結果として2018年までアメリカは経済成長をしたわけですがその間にも調整時期がありました。

 

・2007年リーマンショック

・2011年ギリシャ危機

・2013年S &P最高値圏

 

などこの度にほとんどの投資家は狼狽売りを余儀なくされてきました。

 

今年FRBが利下げを示唆し景気後退の兆しが見え始め金への資金流入が起こりました。これからが米国株式投資家の腕の見せ所ですね。

 

じゃあ、仮想通貨は?2017年の220万台とバブルに湧いてから30万円台まで下落でかなりの人が仮想通貨は終わったと言って狼狽売りを余儀なくされました。

 

そしたら2019年にはいり「バブル再来だ!」と吠えてまた参入を繰り返す。

多分そう言う人間は価格がまた下がった時「時代は終わった」とか言い出すんだろうなと思います。

 

結局時代や銘柄が変わろうと人間変わらないってことですよ。

 

長期運用がマスト

簡単に長期運用がマストな理由を一つだけ話します。

 

仮想通貨には”半減期”と言うものがあります。

 

半減期とはマイニングを行ったマイナーに報酬として支払う新規発行通貨が半分になる時期です。

 

マイニングとはブロックチェーンっていう台帳に取引データを記録管理することです。

 

マイニングしてくれたマイナーに報酬を支払うために新規通貨を発行するのですがこの通貨の量が減るんですよね。

 

新規発行通貨を減らすのはインフレを避けるためです。

 

すると、発行量が減ると通貨の希少価値が高まり価格が釣り上がるって仕組みです。

 

BTCの場合通貨の量は2100万通貨までと決められていて、すべての通貨が市場に出回るのは2140年らしいです。

 

てことはですよ。単純な話ですが半減期の都度価格が釣り上がるなら、あくまで資産として保有する気なら下落相場があったとしても頑張って持ち続けるのが最善の策だってのは明白ですよね。

 

ちなみに今年から来年にかけてがBTCの半減期なんじゃないかと言われていれているのが価格が上昇している一つの要因です。

 

ただ、半減期には致命的欠陥があるので後でお話しようと思います。

 

 

 性格の悪い部分も直視しよう

狼狽売りをしてしまう一番の原因は先の美人投票の話ですが、”外見と良い部分”しかみてないんですよ。

 

だから、貢いでたBTCちゃんがホス狂いだったときのダメージがでかいんですよ。

 

元からマイナス要因をリサーチして未来に起こることを想定して購入することが狼狽売りを防ぐ唯一の手段ではないかと思うわけですね。

 

ただ、いいことしか言わない記事にしない世論からマイナス要因を探すのは結構大変だったので僕が次から話していきます(笑)

 

ただ、僕はあくまで仮想通貨は魅力のあるものだと認めています。

 

でも、外見だけじゃなく内面の悪い部分も含めて奥さん(仮想通貨)を選びたいんですよ(笑)

 

 

そもそも現状決済手段 資産として適していない

 

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Coin Choice

 

今日確認したBTC/JPY の日足です。

 

100万円台を突破してから割りと上昇しましたね。

 

まあ、そこは結構どうでもいいです。

 

問題なのは”ボラティリティ(価格変動率)”です。

 

”値幅の振り幅があまりに広すぎる”んですよ。

 

決済手段としてのBTC

仮にFXと比べます。FXの中でもボラが広いと言われるポンド円1日に平均100PIPSから150PIPSくらい動く時は動きます。ドル円で大体50PIPSくらい動きます。

 

じゃあポンド円が100PIPS上昇したとします。いくら価格が動いたと思いますか?

 

たったの1円です。0.01銭=1PIPSです。

 

ボラが広いと言われるポンド円ですら1円です。2円3円動いたら軽く事件です。

 

円建てで1円動いたとしても買い物をするときにはそこまで普段の生活で支障はないですよね。

 

仮に1円下落したからって前日に何か買おうと思っていたものが今日買えないなんてないんですよ。

 

でも、仮想通貨でなにか買い物しようと思ったとき昨日の高値圏が150万円台でしたが仮に仮想通貨で150万円の車を買おうとしたら今日は120万円台まで価値が下落したので買えないんですよ。

 

こんな状況でいくら決済送金速度を早くしようが24時間365日買い物ができようが意味ないんですよ。

 

最近税制制度を改善しようとか動きがあるけど、そもそも値幅の振り幅が広すぎて意味ないんですよ。

 

1円ならほぼ影響ないですが、10万20万て常に価格が上昇下降してるものが決済手段にふさわしいとは思えないですよね。

 

暗号資産としてのBTC

これもボラが広すぎてあまり機能してません。

 

如実だったのは2017年から2018年にかけてですよね。

かなりの資金が流れた2017年最高220万円台の資産価値があったものが。30万円台まで価値がさがったんですよ。

 

ここで読者の人に問いたいますが「”100万円台突破した””バブルがきた”だからこれからも永久に仮想通貨の価値はあがりつづけるだろうと思いますか?」

 

そう本気で思うひとは義務教育からやり直す事を進めます。

 

結局資産として持ち続けるのにうえで重要な事項は二つです。

・価値が落ちづらい

・有事に買われる

 

この2点だと思います。まさしく”金”です。

 

”現状”と話すのは、問題点としてこのボラの広さを安定させることがまず重要なんじゃないかとおもうんですよね。

 

別つにブロックチェーンを頑張るのも、税制に力をいれるのもいいんですけどまずそこをなんとかできないのか?と思います。

 

結局でかい値幅で乱降下するものは資産としてそもそも機能していないんです。

 

仮想通貨<株式

さらに、もう一つ破壊的な事実を話すと

仮想通貨は圧倒的に株式市場に”今の所”劣る銘柄です。

 

理由は簡単です。インカムゲイン(配当金)を得ることができない。だから”人類最大の発明”とアインシュタインが言った”複利運用”することができないですよ。

 

結果キャピタルゲイン(差金)でしか利益を増やすことができない事実を認めざるを得ません。

 

仮想通貨に投資すると言うことは「今日の価格より明日高い値段で買ってくれる人がいることに期待すること」しかできないんですよ。

 

 

ちょっと長く話すぎたので、今日はこの辺にします。

後編では、マイニングの欠点、違法ユーザー、BTCの思想なんかにも触れようかなあと思います。

 

もう疲れたのでまた明日にでも投稿します(笑)

 

ではまたな

 

 

 

 

 

江戸のウォーレンバフェット 本間宗久の格言から学んでいこう

みなさん久しぶりです。ここ最近投稿頻度が落ちていた卍です。

 

最近本読んだり、いろんな人の記事を読みあさったり、旅行したりしてたら気づいたら10日経っていました。

 

そろそろまた頑張ります。

 

今日は僕がいつも参考にしている本間宗久さんのお話したり、少し高校の日本史の授業の延長の話とかしようかなあと思いますわ。

目次

 

 

江戸のウォーレンバフェット 本間宗久の格言から学んでいこう

 

本間宗久さんはあまりこの記事では触れたことのない人物ですが、僕がまさしく”天才”だなと思う数少ない人のうちの一人です。

 

あまり耳にしたことのない人も多いのではないでしょうか。

 

読者の方が聞いたことあるバフェットおじさんやジョージソロスなんかは第二次世界対戦頃からそれ以降に生まれた方がほとんどですからね。

 

宗久さんが生まれたのは1724年まだ江戸時代の頃です。

 

だいぶ昔のひとなんだなってのがわかります。

 

宗久さんは江戸時代の米相場で一時代を気づき”相場の神様”って言われるようになったひとですわ。

 

現代、世界中でテクニカル分析に使われるローソク足を作った人とも言われています。

 

実際には明治時代に入ってから整備されたという話も出ていますが「本間宗久相場三味伝」という著書にもいくつもテクニカル分析の先駆けみたいなものが残っていることからも宗久さんがつくったんだなと思っています。

 

そんな相場の神様宗久さんはありがたい格言を残してくれているので、前置きは長くなったんですがそのありがたいお言葉から学んでいこうってことですよ。

 

「なんで、江戸時代の話を今もちだすねん」って思うかもしれませんが

 

個人的にですよ「市場のなかで投資家が問われる資質ってのは昔も今も変わらないんじゃないのか?」て思うからですよな

 

江戸時代の米相場は世界で初めて整備された市場だった?

 

宗久さんの格言話をする前にすこし江戸時代のコメ相場についてお話しますわ

 

現代の株式市場、為替相場の中心はロンドン、NYのウォール街ですよ。

 

しかし、相場として整備されたのは江戸時代の米相場と言われていたんですね〜

 

メインの取引市場は大坂の堂島米市場、山形の酒田、江戸の蔵前にできたと言われています。

 

日本史の授業が懐かしいです(笑)

 

当時の米相場には既に二つの取引が存在しました。

「米持ってきたから買ってくれ、売ってくれ」っていう”現物取引”と

 

「収穫時期になったら米持ってくるから今のうちに権利だけ買ってくれ」とか「今年はなまら天候良くてめっちゃ米取れそうだから、今のうちに売っておくわ」て今で言う”先物取引”があったんですよね。

 

先物取引昔で言う”帳合米取引”には”敷銀”ていう今で言う”証拠金”いわゆる担保を差し入れることで取引が可能でした。

 

最終的に利ざやで稼ぐ差金決済を江戸時代から今のFXみたいなことを昔のひとはやっていたわけですよ。

 

今はネットを開けば市場の最新情報が直ぐに手に入りますが、昔は「米飛脚」て言う人たちを雇って米の最新情報をゲットしていました。

 

ほんま便利な時代になったなあと思います(笑)

 

ちなみに、昔のコメは「疑似通貨」の役割があったんですね。理由は金のように長期的に保存がきくからです。

 

武士の給料も「三十俵二人扶持」ってコメで給料払われたりしてたんすね。(日本史の授業にもありましたね(笑))

 

江戸の神様も現代の神様も考えていることは一緒

 

もちろん現在の米国市場は様々なシステムが多様化し江戸時代の米相場と異なる点はたくさんありますが、根幹の部分はいつの時代も不変なんだって思うんですよね。

 

 

現代の投資の神様はみんな大好きバフェットおじさんですよね。

この人の投資スタイルは何回も話てきましたが「バリュー投資」です。

 

端的に話すと、「企業の”本質的”価値」に常に注意を払っています。

 

いちいち仮想通貨の値動き最近ならBTC100万円台のったことに一喜一憂している多数のトレーダーとやっていることは全く違いす。

 

長期的に本当に価値のある企業に最良のタイミングで投資するそれがバフェットおじさんなんですね。

 

 

対して宗久さん常に「相場の”本質”」に目を向けています。

 

相場は常に今も現在進行形で変化しています。そんな市場をローソク足から売買を行う人間の心理状況を読み取り、最良の売買タイミングを常に探すスタイルが宗久さんです。

 

二人の共通項は常に「相場の”本質”」に目を受けているという点です。

 

だから、時代が変わっても常に本質に目を向ける人間が大成を成すんだなあと思っています。

 

1 「商い進み急ぐべからず」

 

これはあまりにストレートな格言ですね。「取引を進めるうえで焦んな」ってことです。

 

「商い進み急ぐべからず」のあとは「急ぐときは踏み出し悪しきときと同じ」って続きます。

 

前に紹介した「もうはまだなり、まだはもうなり」もこれと同じ意味です。

 

要は「見切り発車はやめとけ」てことです。

 

やはり人間は誰かが財を成すと嫉妬にかられ、自分も急いで買わないと時代に取り残された気持ちになる人がたくさんいると思います。

 

よそはよそ、うちはうちですよ。

 

他人が利益をあげたからと言って自分が利益を上げられる理由は一ミリもないですし、利益を上げた人の真似事をしたところでそれが自分にあってるかなんてわからないですよね。

 

まあ、慌てず気ままにいきましょうよ。

 

2 「人気は時の花」

 

BTCが100万円台を突破して”バブル再来”と最近また言われています。

 

まあ、それに無闇に飛びつくなってことですよ。

 

人気の銘柄の最大の特徴は急上昇、急下降です。

 

人気銘柄はみなが飛びついて買いに来ます。だから、短期スパンで一気に価格が上昇します。しかし、そういう銘柄は買う人がいなくなるまた、利益決済を済ませるひとがあるタイミングに増殖します。そして、暴落を起こします。

 

だから、、これ以上は言わなくても結末はわかりますよね?

 

3「利食い千人力、見切り千両」

 

今も昔も投資家が陥る病気の一つに「ポジポジ病」がありますよね。

 

しかし、もっと重症な病気があります。

 

名前が付いているかわかりませんが投資家が陥る病気「損切りできない病」があります。

 

ポジポジ病はポジションを持ってないと不安になる謎の病気です。

 

しかし、それより怖いのは「損切りできない病」ではないでしょうか。

 

含み損を抱えた後に損切りしておけば、抱えなくてよかった損失を抑えられた可能性がありますよね。

 

利食い千人力、見切り千両」は「とりあえず、利確しとけ」ってことです。

 

利益が+になったらやったやん、損切りできたら千両分の価値があるよってことです。

 

千両ってのは抱えなくて済んだ負債、千両分儲かったなってプラス思考な格言ですな。

 

これは、すげー大事だなって個人的に思います。僕も全くうまくいかなかった時、全く損切りができなかったのを覚えています。

 

「おれはそんなことねえ」とか「損切りくらいできる」とか抜かすアホの寿命が短いことだけは自分の短いトレード経験でも確かです。

 

ちなみにそのアホは自分です(笑)

 

「市場には波があっていつかきっとあがる」ってただの神頼み状態になったことがあると思います。

 

僕も何百回も神頼みしました(笑)

 

わかっててもできないんですよ。自分は人間なんだなっておもいます(笑)

 

神頼みした時点でもうそれは投資、トレードはしていませんよね。ただのギャンブルですわ。

 

 

牛田権三郎のありがたいお言葉

 

上記三つは本間宗久さんのありがたいお言葉です。

 

最後に宗久さん以外の江戸の相場師権三郎さんの話をすこししようと思います。

 

牛田権三郎さんの著書に「三猿金泉秘録」ってやつがあるんですけど、この「三猿」

が有名な「見猿(みざる) 聞猿(きかざる) 言猿(いわざる)」ですよ。

 

 

この本に書いてることは、「人に振り回されんな」ってことです。

 

いい投資案件があった、これを買ったら利益でたとか、人の過去の情報なんて全く役にたたないよって言うことですよ。

 

 

僕が24時間常に考えていることです。自分で調べて見て考えて判断する。

これが一番だってことです。

 

 

今日はこの辺にしときますわ。

 

じゃあまたな

 

 

 

 

 

 

 

 

FOMO 仮想通貨投資で取り残される恐怖?何言ってんだよ

仮想通貨投資のFOMO(Fear of Missing Out、取り残されることへの恐怖)という記事を最近読んだんですけど、それについて書いていこう今日はすごい簡単に思うことを書いていこうかなあと思います。

 

↓参照記事です

jp.cointelegraph.com

 

目次

 

 

仮想通貨で取り残される恐怖?何言ってんだよ

 

FOMOってようは「自分も世の中の流れについていけなかったらどうしよ〜」ってことです。

 

仮想通貨市場で「そんなこと考える必要なくない?」ってまあ思うわけですよ。

 

だって生まれたての通貨で、まだまだこれから発展していくものですよ。

 

2017年は仮想通貨元年の年になり、価格が高騰して自称「億り人」がでたわけですけど、自称というのは税金払ってない日本人脱税しすぎ問題があるからなんですけど。

 

今回の記事を要約すると1万ドル(約100万円代)突破すると4万ドル(約400万代)まで急激に上昇するよって言ってるんですよ。

 

何故か、価格上昇をみて勝ち馬に乗り遅れたくないがために意味もなく買っちゃう人が増えるからですよ。

 

ここで僕が思うことが2点あります

1 「焦る必要ないでしょ」

2 天井で買って破産する人が増える。

 

1 焦る必要がないでしょ

そもそも仮想通貨ってBTCだけじゃないわけじゃないですか約1500種類あるわけで、もっと割り安で長期で見てさらに価格上昇が見込めるダイヤモンドの原石だらけだと思うんですよ。

 

時代の潮流に身を任せて焦って勝ち馬に乗る行為は完全に愚の骨頂です。

 

「仮想通貨は確実に長期投資がマストで、短期売買はナンセンス」がぼくの主張です。

 

だからですよ、上がる時期も下がる時期ももちろんあるんですけど、根気強く保有することが美学なんじゃないかなと思うわけですよ。

 

S &P500も長期目線でみたら確実にいろんな不況に見舞われるも結局上昇を続けているわけです。

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s &p500

 

1930年の世界恐慌だったり、ブラックマンデーだったりね、リーマンショックがあってもその度に先人は復活してさらに成長したわけで、130年間成長を止めなかったわけです。

 

てなると未来のこれからを作っていく仮想通貨も着実に成長していくと思うんですけどそれは本当に価値をつけて成長していくのはまだまだ先なんじゃねーのか?と

 

じーさんみたいなことを思う22歳ですよ。

 

2 天井で買って破産する人が増える

 

「”もう”はまだなり、”まだ”はもうなり」って言葉を知っていますか?

旧酒田出身の商人だった江戸時代の天才投資家、江戸のウォーレンバフェットと言われる本間宗久さんのありがたいお言葉なんですけど。

 

意味はそのままですよ、「もう上がらんだろって思ってる時にはまだまだ上昇するし、まだまだ上昇するだろって思ってたら急に下落するよ」ってことです。

 

本間宗久さんなまらすげーからこんど紹介すること今決めました(笑)

 

仮に100万ドルを突破したらFOMOが発動して400万ドル付近まで上昇すると予想したら、その上昇をみて後出しで勝ち馬に乗ろうと企てたけど”まだ”はもうなり状態になって破産するのがなんとなくですが見えます。

 

何故か、「上昇しかみない人は」もしも価格が下がった時の対策を何一つとってないんですよ。

 

僕の憶測でしかないですけど、仮想通貨での億り人が取り上げられることが多々ありますがそれの数倍以上損したひとがいたとおもいますよ。

 

去年は2017年に打って変わって2018年は下落基調が続きましたもんね。

 

いつ100万台を突破するんだ?

 

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BTC/JPY日足のチャートです。

 

5月末に100万付近まで値をつけてそこからじわじわ下がってるっぽいですね。

 

もう一つ気になるのは明らかに取引量が減ってるのが気になります。

 

正直当分は100万付近が抵抗線になるんじゃないかなあとは思います。

100万付近〜80万付近をいったりきたりみたいな。

 

理由の一つに”バー”を出して反発しているのがわかります。

 

これって、80万円代まで売られたあと「この価格は割りにあわないからもう少し価格つりあげちゃお」って意図がなんとなく僕の中では見えます。

 

まあ、もう一回100万ドル付近まで価格がつり上がったら勝負ですね。

そのあと、反発せず釣り上げるのか反発してレンジに入るのか。注目ポイントの一つですね。

 

あともう一つ気になるのが値動きのボラが小さくなってるなあってところを見たらデカイファウンドは撤退して余計投機性が増してるのかなとも思います。

 

個人的には他の通貨と比べてかなり割高なので、買う予定は今のところないですが

割安な理由は下の記事で詳しく書いてます

 

fxkousatu.hatenablog.com

 

レンジ相場に入っていて投機性がましているため投資するタイミングとしてはよくないですね。

 

まあ、今年中に時代の潮流を考えれば下半期には価格は100万台を突破するとは思いますが、まあ投資する理由にはいたらないですね。

 

投資する理由は今の所ないですが価格は常にチェックするようにしてはいます。

ここ最近わかったことの一つにBTCの価格上昇につられて他のアルトコインが上昇しているのをみて相関性があるんやなあと何となくおもったからですね。

 

 

そろそろFX考察ブログじゃなく仮想通貨考察ブログに改変しろよって思います。

 

ではまたな