リーマンショックって結局なに?

みなさんは、「マネーショート 華麗なる大逆転」って映画みたことありますか?

 

個人的にはなまら好きな映画のうちの一つです。

 

映画のお話の内容は、、「過去、リーマンショックという世界的規模の強大な金融恐慌が起こる前に、世界経済が破綻するだろうと予想した主人公の4人は低賃金の人たちに住宅ローンを出しまくっていた会社の株を次々に空売りしていった。予想は”皮肉”にもあたってしまい最終的には億万長者となった」という物語です。億万長者になったんだから、皮肉にも?ってのはおかしくないか?ってなった方は是非みてください(笑)

 

ただ、この映画リーマンショックてなんなのかわかってないとクソも面白くないんですよ(笑)

 

だから、読者の方が面白くみれるように、今回も小難しいことははしょりながらリーマンショックについて語っていきます(笑)

 

そもそもリーマンショックってなにさ?

とりあえずリーマンショックを定義してみます。米証券会社リーマンブラーズが経営破綻し、その経営破綻を皮切りに起こった世界的な金融危機は”全部”のことです(笑)

 

リーマンブラザーズ自体、ゴールドマンサックス、メリルリンチにならぶ世界的に証券会社の一つです。

そもそも何故破綻したのか

そもそも、当時アメリカってのは不動産バブル真っ只中だったんですね。そんな中でも流行っていたのがサブプライムローンってものです。

 

サブプライムローンてなんぞやって話なんですが、要は社会的信用のない方や低所得者に住宅を担保とした高利貸しのことですな。もちろんね、僕たちの様なトレーダーしかり、フリーターしかり社会的信用はないから、ローンなんて組めません。低所得の方も同じです。そんななんも信用のない方にローンを組んだところで冷静に考えたら、完済できるのか?って思いますよね。もちろん、そんなことできる人はほとんどいません。

 

しかしですよ、時代は不動産バブルなんですよ。価格がめちゃくちゃに高騰してたんですね。だから、返せなくなったら売ればいいそれだけのことだったんですね。むしろ、プラスになるなんてこともありました。とりあえず借りて、返せなくなったら高金利もつき買った時より高く売れるなら誰でも、そりゃあ借りたくもなりますね。

 

そんな感じな理由でサブプライムローンが流行っちゃたもんで、金融機関はですねもっと利益欲しさに調子にのって証券化しちゃったんですよね。すると、さらに飛ぶ様証券化されたサブプライムローンは売れてったんですな。

 

残念ながら、バブルなんてのはそう長くは続かないもので。結局のところ家を欲する需要と、家を売りたい供給のバランスが逆転するんですね。したらもう供給の方が増えたらそりゃあ、高騰していた価格も下がってきますよね。

 

こうなってくると大変ですよ、貸した側は元々返済能力ない人にローン組んじゃってるからお金の回収はできずに赤字、当の借りた側も返済はできないし家を売りたくても売れない。貸す方借りる方ともに火の車状態ですね。

 

で結局、借りた人たちみんな一緒に自己破産。貸した側もサブプライムローンを貸し付けていた銀行、証券会社に金を出資した投資家ともどもみんな一緒にお手て繋いで破産。って感じですね。

 

じゃあなんで、この様な現状を予期できなかったのか。

この頃のサブプライムローンには住宅の他にもローン債権の組み合わせで証券化されていました。要はは証券買ったはいいもののいろんな内容がごちゃまぜ状態で実情が見えづらかったてのが原因ですね。

 

ある日突然とはこのこと、、

まあ、わけわからんくなってきたもんだからさ、投資家さんたちは自分たちが所有する証券なり、金融商品とか一斉にてばなしちゃったんですよ。

 

そんなもんだから、金融業者、証券会社パニック状態。で結果リーマンブラーズも破産ってなったんですね。

 

ここまでがリーマンショック一連の流れです。

もう少し話したいんですが、また長くなるのでこの辺でいったん切ります(笑)

 

今日は、「マネーショート 華麗なる大逆転」をただ面白いから見て欲しいそのために、リーマンショックてなんぞやってことを簡単に説明させてもらいました。

 

次回は逆に、金融危機をかてに映画みたいに巨万の富を得たひとは実際どうやってこの難関を突破していったのかなど、もっとおもしろい話をしようと思います(笑)

 

じゃあ、またな