江戸のウォーレンバフェット 本間宗久の格言から学んでいこう

みなさん久しぶりです。ここ最近投稿頻度が落ちていた卍です。

 

最近本読んだり、いろんな人の記事を読みあさったり、旅行したりしてたら気づいたら10日経っていました。

 

そろそろまた頑張ります。

 

今日は僕がいつも参考にしている本間宗久さんのお話したり、少し高校の日本史の授業の延長の話とかしようかなあと思いますわ。

目次

 

 

江戸のウォーレンバフェット 本間宗久の格言から学んでいこう

 

本間宗久さんはあまりこの記事では触れたことのない人物ですが、僕がまさしく”天才”だなと思う数少ない人のうちの一人です。

 

あまり耳にしたことのない人も多いのではないでしょうか。

 

読者の方が聞いたことあるバフェットおじさんやジョージソロスなんかは第二次世界対戦頃からそれ以降に生まれた方がほとんどですからね。

 

宗久さんが生まれたのは1724年まだ江戸時代の頃です。

 

だいぶ昔のひとなんだなってのがわかります。

 

宗久さんは江戸時代の米相場で一時代を気づき”相場の神様”って言われるようになったひとですわ。

 

現代、世界中でテクニカル分析に使われるローソク足を作った人とも言われています。

 

実際には明治時代に入ってから整備されたという話も出ていますが「本間宗久相場三味伝」という著書にもいくつもテクニカル分析の先駆けみたいなものが残っていることからも宗久さんがつくったんだなと思っています。

 

そんな相場の神様宗久さんはありがたい格言を残してくれているので、前置きは長くなったんですがそのありがたいお言葉から学んでいこうってことですよ。

 

「なんで、江戸時代の話を今もちだすねん」って思うかもしれませんが

 

個人的にですよ「市場のなかで投資家が問われる資質ってのは昔も今も変わらないんじゃないのか?」て思うからですよな

 

江戸時代の米相場は世界で初めて整備された市場だった?

 

宗久さんの格言話をする前にすこし江戸時代のコメ相場についてお話しますわ

 

現代の株式市場、為替相場の中心はロンドン、NYのウォール街ですよ。

 

しかし、相場として整備されたのは江戸時代の米相場と言われていたんですね〜

 

メインの取引市場は大坂の堂島米市場、山形の酒田、江戸の蔵前にできたと言われています。

 

日本史の授業が懐かしいです(笑)

 

当時の米相場には既に二つの取引が存在しました。

「米持ってきたから買ってくれ、売ってくれ」っていう”現物取引”と

 

「収穫時期になったら米持ってくるから今のうちに権利だけ買ってくれ」とか「今年はなまら天候良くてめっちゃ米取れそうだから、今のうちに売っておくわ」て今で言う”先物取引”があったんですよね。

 

先物取引昔で言う”帳合米取引”には”敷銀”ていう今で言う”証拠金”いわゆる担保を差し入れることで取引が可能でした。

 

最終的に利ざやで稼ぐ差金決済を江戸時代から今のFXみたいなことを昔のひとはやっていたわけですよ。

 

今はネットを開けば市場の最新情報が直ぐに手に入りますが、昔は「米飛脚」て言う人たちを雇って米の最新情報をゲットしていました。

 

ほんま便利な時代になったなあと思います(笑)

 

ちなみに、昔のコメは「疑似通貨」の役割があったんですね。理由は金のように長期的に保存がきくからです。

 

武士の給料も「三十俵二人扶持」ってコメで給料払われたりしてたんすね。(日本史の授業にもありましたね(笑))

 

江戸の神様も現代の神様も考えていることは一緒

 

もちろん現在の米国市場は様々なシステムが多様化し江戸時代の米相場と異なる点はたくさんありますが、根幹の部分はいつの時代も不変なんだって思うんですよね。

 

 

現代の投資の神様はみんな大好きバフェットおじさんですよね。

この人の投資スタイルは何回も話てきましたが「バリュー投資」です。

 

端的に話すと、「企業の”本質的”価値」に常に注意を払っています。

 

いちいち仮想通貨の値動き最近ならBTC100万円台のったことに一喜一憂している多数のトレーダーとやっていることは全く違いす。

 

長期的に本当に価値のある企業に最良のタイミングで投資するそれがバフェットおじさんなんですね。

 

 

対して宗久さん常に「相場の”本質”」に目を向けています。

 

相場は常に今も現在進行形で変化しています。そんな市場をローソク足から売買を行う人間の心理状況を読み取り、最良の売買タイミングを常に探すスタイルが宗久さんです。

 

二人の共通項は常に「相場の”本質”」に目を受けているという点です。

 

だから、時代が変わっても常に本質に目を向ける人間が大成を成すんだなあと思っています。

 

1 「商い進み急ぐべからず」

 

これはあまりにストレートな格言ですね。「取引を進めるうえで焦んな」ってことです。

 

「商い進み急ぐべからず」のあとは「急ぐときは踏み出し悪しきときと同じ」って続きます。

 

前に紹介した「もうはまだなり、まだはもうなり」もこれと同じ意味です。

 

要は「見切り発車はやめとけ」てことです。

 

やはり人間は誰かが財を成すと嫉妬にかられ、自分も急いで買わないと時代に取り残された気持ちになる人がたくさんいると思います。

 

よそはよそ、うちはうちですよ。

 

他人が利益をあげたからと言って自分が利益を上げられる理由は一ミリもないですし、利益を上げた人の真似事をしたところでそれが自分にあってるかなんてわからないですよね。

 

まあ、慌てず気ままにいきましょうよ。

 

2 「人気は時の花」

 

BTCが100万円台を突破して”バブル再来”と最近また言われています。

 

まあ、それに無闇に飛びつくなってことですよ。

 

人気の銘柄の最大の特徴は急上昇、急下降です。

 

人気銘柄はみなが飛びついて買いに来ます。だから、短期スパンで一気に価格が上昇します。しかし、そういう銘柄は買う人がいなくなるまた、利益決済を済ませるひとがあるタイミングに増殖します。そして、暴落を起こします。

 

だから、、これ以上は言わなくても結末はわかりますよね?

 

3「利食い千人力、見切り千両」

 

今も昔も投資家が陥る病気の一つに「ポジポジ病」がありますよね。

 

しかし、もっと重症な病気があります。

 

名前が付いているかわかりませんが投資家が陥る病気「損切りできない病」があります。

 

ポジポジ病はポジションを持ってないと不安になる謎の病気です。

 

しかし、それより怖いのは「損切りできない病」ではないでしょうか。

 

含み損を抱えた後に損切りしておけば、抱えなくてよかった損失を抑えられた可能性がありますよね。

 

利食い千人力、見切り千両」は「とりあえず、利確しとけ」ってことです。

 

利益が+になったらやったやん、損切りできたら千両分の価値があるよってことです。

 

千両ってのは抱えなくて済んだ負債、千両分儲かったなってプラス思考な格言ですな。

 

これは、すげー大事だなって個人的に思います。僕も全くうまくいかなかった時、全く損切りができなかったのを覚えています。

 

「おれはそんなことねえ」とか「損切りくらいできる」とか抜かすアホの寿命が短いことだけは自分の短いトレード経験でも確かです。

 

ちなみにそのアホは自分です(笑)

 

「市場には波があっていつかきっとあがる」ってただの神頼み状態になったことがあると思います。

 

僕も何百回も神頼みしました(笑)

 

わかっててもできないんですよ。自分は人間なんだなっておもいます(笑)

 

神頼みした時点でもうそれは投資、トレードはしていませんよね。ただのギャンブルですわ。

 

 

牛田権三郎のありがたいお言葉

 

上記三つは本間宗久さんのありがたいお言葉です。

 

最後に宗久さん以外の江戸の相場師権三郎さんの話をすこししようと思います。

 

牛田権三郎さんの著書に「三猿金泉秘録」ってやつがあるんですけど、この「三猿」

が有名な「見猿(みざる) 聞猿(きかざる) 言猿(いわざる)」ですよ。

 

 

この本に書いてることは、「人に振り回されんな」ってことです。

 

いい投資案件があった、これを買ったら利益でたとか、人の過去の情報なんて全く役にたたないよって言うことですよ。

 

 

僕が24時間常に考えていることです。自分で調べて見て考えて判断する。

これが一番だってことです。

 

 

今日はこの辺にしときますわ。

 

じゃあまたな